ゴムの基本・圧縮応力とは

圧縮応力についての説明の前に、まずは応力とは何なのかを知ってもらいたい。

例えば、椅子に座って体重をかけた時、その椅子の形は変化し内部に応力とひずみが生じる。 体重の重さに椅子の断面積で割った値を応力という。

また、吊るされている電気本体に対して、繋がれているコードは常に電気の重みを受けている。だが、コードは電気本体と切れてはならないとする応力がそこに発生する。

重力の重みによって落ちる電気本体と、繋がれているために切れまいとするコードが引っ張り合う、これを引っ張り応力という。 また応力とは、物体そのものに力が生じた時、力の方向性を決めるときに用いられる物理量であり、応力ベクトル、応力テンソルの2種類がある。

またこの他にも、圧縮を加えたことにより発生する圧縮応力があり、応力が大きくなれば物は耐え切れずに破壊する。 金属製品やゴム製品でも、過剰に引っ張り過ぎたり圧縮しすぎたりするのは物自体が壊れる可能性がある。 加工の場合はこの原理を利用して、製品を作っている。

物の強さを測るには、応力の大きさで判断し、どこまで耐えられるのかを決める。 荷重があっても応力のあるものは壊れやすく、また、応力の小さいものはどれだけ荷重があっても頑丈である。
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